車を新車で購入したとき、最初に迷うのが「コーティングをするかどうか」ではないでしょうか。
私は2017年に新車を納車した際、リボルトというコーティング専門店で 「リボルトライト(新車限定)」 を施工してもらいました。今回はその体験談を振り返りつつ、実際の効果や耐久性、そして「次の新車ではコーティングをするか?」という個人的な結論までをまとめてみます。

リボルトライトを選んだ理由
私が選んだ「リボルトライト」は、リボルトのコーティングメニューの中で最も安価な新車限定プランです。新車の塗装状態を生かすため 下地処理はなし、その分価格を抑えて施工してくれるという内容でした。
施工当時(2017年)は今ほどKeePerのようなコーティング専門店が有名ではなく、「車 コーティング」と検索すると最初に出てきたのがリボルトでした。正直に言うと、それが選んだ最大の理由です(笑)。
施工料金と納期
施工料金は 約57,000円。リボルトの中では最安コースです。
正確な施工日数は忘れてしまいましたが、車を預けた期間はおよそ1週間ほどでした。引き渡し時には、シャンプー剤とメンテナンスリキッドが入った メンテナンスキット を渡されました。
シャンプー剤は十分な量がありましたが、メンテナンスリキッドはスプレーボトルの半分程度しか入っておらず(笑)、大事に使っていた記憶があります。

施工直後の仕上がり
正直に言うと、見た目で劇的な違いは感じませんでした。ピカピカしているような気はしましたが、「コーティングだからすごく変わった!」という印象は薄かったです。
ただし、洗車時の違い ははっきり分かりました。
水をかけるとコーティングが効いている部分はサラサラと流れ落ち、強い水弾きを見せてくれます。これはかなり感動しました。汚れも簡単に落ちるため、ゴシゴシこすらなくても済み、ボディを傷つけにくいのも大きなメリットでした。

効果の持続期間
リボルトからは「効果はおよそ1年程度」と説明を受けました。
確かに施工から1年を過ぎると水弾きは落ち着いてきましたが、それでも 2年近くは効果を感じられた ように思います。
ただし、私は青空駐車だったため、紫外線による劣化は避けられませんでした。リボルトでも「コーティングを長持ちさせるには、カーポートや車庫で直射日光を避けること」と言われたので、ガレージ保管の方ならもっと長持ちする可能性があります。

コーティングの弱点とコスト
コーティングは紫外線に強いと言われますが、実際にはその紫外線こそが劣化の一番の原因になるそうです。
また、リボルトでは「経年で効果が落ちたら下地処理をして再施工するのが理想」と案内を受けましたが、その場合は 2〜3年ごとに約10万円 の出費。年間コストで考えれば3万円程度ですが、やはり安くはありません。
8年経過後のコーティング効果とボディの状態
現在、施工から8年が経過しています。個人的には年式の割には比較的きれいな状態を保てていると思います。ただし正直なところ、リボルトでのコーティング効果が今でも残っているかと言われると微妙で、実感としては最初の2〜3年がピークだったように感じます。
また、ボディカラーがホワイトパールという点も大きいと思います。白系は小キズやくすみが目立ちにくいため、年数が経過しても比較的きれいに見える傾向があります。
さらに、自分なりに洗車で気をつけているポイントもあります。
洗車頻度を少なくすること
洗車で絶対にキズをつけないのは不可能です。できるだけボディに触れる回数を減らすため、必要以上に洗車をしないよう心がけています。
たっぷりの水で流してから洗うこと
砂やホコリが残ったまま擦ると小キズの原因になります。そのため、必ず最初に高圧の水や大量の水で汚れを流してからシャンプーに入るようにしています。
こうした工夫もあり、結果的に「コーティングが長持ちしている」ように見えたのかもしれません。
まとめ
私の体験をまとめると、リボルトライトの効果は確かにありました。
特に 最初の数年間は汚れの落ちやすさや水弾きの良さを実感 でき、施工した価値はあったと思います。
ただし、「見た目での変化は小さい」「効果を維持するには定期的な再施工が必要」「青空駐車では寿命が短い」という点から、次に新車を買ったら私は コーティングはしない派 になりそうです。
もちろん「できるだけ長く新車の状態を保ちたい」「メンテナンス費用も込みで考えている」という方にはリボルトやKeePerのコーティングはおすすめできます。ですが、私のように青空駐車&最低限のメンテナンスで済ませたいタイプには、コーティングなし+マメな洗車の方が合っていると感じました。

