当ブログではこれまでランクル300に関する記事が多くなっていますが、なぜ私はランクル300に乗りたいのか、そしてなぜランクル250ではないのか。あくまで個人的な意見・感想をお伝えする、お気持ち表明記事になります。
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ランクル300が発売された当初の心境
ランクル300が発売された2021年当時、私は「ランクル300なんて高すぎる車は夢のまた夢」と思っていました。おそらくそのうち登場するであろう新型プラド(180系?)を待とう、と心に決めていました。150プラドのデザインが好きだったので、正統進化した新型プラドが出るはずだと期待していたのです。

ランクル250登場への期待と現実
しかし2022年頃、「次期プラドは名称がランクル250に変わる」という噂が流れ始めました。当時は、名称が変わっても150プラドの良さを継承した、さらにかっこいい新型として登場するのだろうと楽観していました。
ところが2023年7月にトヨタからティザー画像が公開され、その瞬間「全然プラドの面影がない……」と正直ショックを受けました。クラシックで無骨な印象、例えるならランクル70やFJクルーザーに近い雰囲気。もちろん好みは人それぞれですが、私はプラドとしての正統進化を期待していたので、あまり自分好みではないなと感じました。

街で見かけるランクル300のかっこよさ
その一方で、ちょうどその頃からランクル300の納車が進み、街中で見かける機会が増えました。今までは画像や映像でしか見たことがなかった300ですが、実際に走っている姿は想像以上に迫力があり「かなりカッコいいな」と思いました。特に黒色。ランクルといえば白というイメージを持っていましたが、ランクル300は黒が似合うなと個人的に感じました。
元々ランクル200後期もカッコいいと感じていたので、150プラドが好きな人は200や300のような“押し出し感のあるデザイン”に惹かれる人が多いのでは、と個人的に感じています。私もその一人でした。

注文しようとしたが時既に遅し
「よし、ランクル300に乗り換えよう!」と思った時にはすでに受注停止。2022年6月を最後に受注が一時停止され、しかもランクル250が登場することで「日本ではランクル300が発売されないのでは」という噂まで流れていました。
とりあえずプラドを購入したディーラーに「受注が再開したら注文したい」と伝えましたが、内心「自分には難しいだろうな」と感じていました。結局、2025年7月に話題となったディーゼル追加枠すら注文できず、悪い予想が当たった形になりました(笑)。
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ランクル250の価格ショック
2024年にランクル250の販売価格が発表され、さらに愕然としました。「めちゃくちゃ高いだろ」と。物価高や原材料高騰、標準装備の充実(サンルーフやナビなど)で価格が上がるのは理解できますが、仕様や装備を考えると100万円は高いと感じました。
大きな理由は、エンジンラインナップがプラド時代から変わっていないからです。確かにディーゼルが6ATから8ATになるなど改良はされていますが、2.7ガソリンと2.8ディーゼルという基本構成はそのまま。それでプラドのTX-L相当(?)であるVXガソリンが545万円、乗り出し600万円〜(プラドのガソリンTX-Lは約430万)。「150プラド最上級TZ-Gと変わらないじゃん!」というのが率直な感想でした。

ランクル250が人気な現状への所感
デザインが大きく変わり、エンジンも基本的にそのまま、価格は大幅アップ……正直「これならランクル250への乗り換えはないな」と思いました。それなら高くてもランクル300の受注再開を待とう、と決意。しかし実際のところ、ランクル250はかなり人気で、販売直後から多くが抽選販売。毎月2000台以上生産されているのに今でも抽選の店舗が多いとか。仮に私がランクル250を買いたいと思っていても買えなかったでしょう。
やはり「ランクル」のネームブランドの影響は大きいのでしょうか。もしランクル250ではなくプラド180系としてデビューしていたら、どうなっていたのか気になるところです。
ランクル250の残念ポイント(個人的意見)
ここからは完全に個人的な意見です。気分を悪くされたら申し訳ありません。
無塗装樹脂パーツが多い点
クラシックで無骨な雰囲気が好きな方には魅力かもしれませんが、私は正直あまり好みではありません。特にバンパー下部の無塗装部分はボディ同色であればより高級感が出るのにな、と感じます。海外仕様では塗装されているという話も耳にしますが、なぜ日本だけ無塗装なのか疑問に思ってしまいます。
リアフォグが片側のみ
普段あまり点灯する機会のないリアフォグですが、なぜ片側だけなのかは少し不思議に思いました。スポーツカーのように中央に一灯というのも違和感がありますが、せっかくなら両側に装備されていた方がバランスが良いのではと感じます。
ベージュ内装の設定がない
海外仕様にはベージュ内装があるようですが、日本仕様には現時点で設定がありません。内装が明るく開放的になるベージュカラーはファンが多いはずです。私自身もベージュ内装の上品な雰囲気が好きで、プラドを購入する際の決め手の一つでもありました。

プラドへの愛着とランクルへの憧れ
正直に言えば、お金さえあればプラドを手元に残しつつランクル300を購入するのが理想です。それほどプラドを気に入っています。
ですが「プラドはランクルが買えない人が買う」とよく言われるように、私自身いつかはランクルに乗りたいという気持ちがずっとありました。国内からプラドという車名がなくなった今、その気持ちは一層強くなっています。

最近考えていること
最近は「ランクル300が仮に受注再開しても自分には買えないかもしれない」と感じ、ランクル200を中古で買うことを本気で検討し始めました。年式によっては600万円ほどでZXが買えるようで「これ全然ありなのでは?」と思い始めています。200後期は元々好きでしたし、装備も豪華なので非常に魅力的に感じています。

まとめ
プラドという車を手放すのは簡単な決断ではありませんし、ランクル300の受注再開がいつになるかも分かりません。
次に選ぶなら、自分が本当に好きな車に乗りたい。プラドからランクル300へ――私の“いつかはランクル”の夢は、まだまだ続きます。

